2018年の9月1日〜9月23日までタイ、ラオス、ベトナム、カンボジアの4カ国を旅行してきました!
日本から近い!物価も安い!日本とは全然違う文化を体験できる!ということで5月に航空券を衝動買いしました。
東南アジア、こんな感じです。熱気があってカオスなのが分かると思います。
英語はあまりできない、ぼっち、バックパッカーの経験がない、ということでめちゃくちゃ不安でしたがとても楽しかったです。
実際に行けばなんとかなるもんです。
無計画でもなんとか3週間で一周できました!
そのせいで後半かけ足になってアンコールワットには行けませんでしたが・・・
たどったルート、泊まったホテル、使った費用、反省点、ありそうな質問とその答えなどを書いていこうと思います。
ルート
タイのバンコクを起点にして一周しました。
(タイ)バンコク→アユタヤ→チェンマイ→チェンコン→
(ラオス)パークベン→ルアンパバーン →バンビエン→ビエンチャン→
(ベトナム)ホイアン→ニャチャン→ホーチミン→
(カンボジア)プノンペン→
(タイ)バンコク
こんな感じです。
チェンコンからルアンパバーンの部分は実際にはメコン川を渡っています。
泊まったホテル
泊まったホテル、値段を書いていきます。
ホテルはほぼすべて当日に予約しています。当日予約でも東南アジアはかなり安いです。
ホテル予約はアゴダを使いました。東南アジアではbooking.comよりもアゴダのほうがホテル掲載数が多いです。
すべてドミトリーに泊まりました。
6日目と7日目の宿は、メコン川のツアー料金に含まれていたため分かりません。
1日目 バンコク カウンティングシープホステル:465円
2日目 バンコク ピローランドオンヌット:468円
3日目 アユタヤ 11:11ホステル:593円
4日目 寝台列車
5日目 チェンマイ グッドデイ:286円
6日目 チェンコン nomad guesthouse
7日目 パークベン Donevilasack guesthouse
8日目 ルアンパバーン トニーセントラルホステル:313円
9日目 ルアンパバーン トニーセントラルホステル:314円
10日目 バンビエン アーミーバラックスホステル:399円
11日目 バンビエン アーミーバラックスホステル:399円
12日目 ビエンチャン ノウフームホステル:545円
13日目 寝台バス
14日目 ホイアン イエローハウスホームステイ:418円
15日目 寝台バス
16日目 ニャチャン アボデホステル:416円
17日目 寝台バス
18日目 ホーチミン 9ホステル&バー :446円
19日目 プノンペン レブーブティックホステル:530円
20日目 プノンペン レブーブティックホステル:529円
21日目 寝台バス
22日目 バンコク オンザベッドホステル:1041円
かかった費用
【現地で使ったお金】
宿泊費:7162円
食費、観光費、交通費:75819円
※1日当たりの平均:3446円
【その他】
飛行機:37074円
合計:120055円
これに加えて、予防接種でさらに10000円ほどかかっています。(a型肝炎と破傷風)
チャーハンひとつで150円、500mLの水1本25円ぐらいです。
観光での移動やアクティビティに結構お金を使ってしまっているようですね。
反省点
1.4週間にすればよかった
一番の反省点ですね・・・
タイ、ラオス、ベトナム、カンボジアの4か国を陸路で回ろうとすれば、3週間はぜんぜん足りないです。
目安としては1か国3都市、1週間です。
現地で知り合ったった日本人バックパッカーもみんなこんな感じでした。
僕と同じように3週間で4か国まわろうとしていた人は、途中飛行機を使って移動していましたね。
陸路では国境を超えるのに丸1日つぶれるので、飛行機を使えばその分余裕が出来ます。
その人はアンコールワットにも行くことができたようです。
僕の場合、日程を見ただけではわからないかもしれませんが、後半ベトナムからはかなりドタバタしていました。
途中から観光よりも1周することが目的になってしまっていました・・・
2.洗濯用具をもっていけばよかった
ドミトリーでは洗濯機がないところが多いです。わざわざコインランドリーを探して洗濯しに行くのは面倒だし時間の無駄です。
服を2セットもっていって、その日着た服をその日に手洗いで洗濯するのが理想です。
東南アジアは暑いので夜中干せば十分乾きます。
こうすることでかなり荷物を減らせます。
僕も途中洗剤などを現地で買いました。でも、洗濯物を干すロープがなく不便でした。
事前に準備しておくべきでした。
3.もっと荷物を少なくしていけばよかった
いろんな国、いろんな都市を回ろうとするとどうしても移動が多くなります。
重い荷物をもって暑い中歩くのはしんどいです。
僕は途中でかなり物を捨てました。
服なんて4日分もっていってましたからね(汗)半分ほど現地で捨てました。
パスポート、スマホさえあれば、あとは現地で買えばなんとでもなります。
足りないかな?と思うくらいがちょうどいいです。
Q&A
ぼくが行く前に不安だったことをQ&Aにしました。
1.危険な目にあったりしない?
今回(運よく?)危険な目にあうことは一度もありませんでした。
しかし、十分注意しましょう。
東南アジアは日本より貧しい人も多く、強盗殺人や睡眠薬強盗なども起こっています。
一人で夜中に人通りの少ない道を歩いたり、知らない人について行ったりするのはやめましょう。
現地で出会ったバックパッカーからも危険な目にあったという話は一度も聞きませんでした。
一つ注意するとすれば、ベトナムではスマホや財布を肌身離さず持ちましょう。
ベトナムでスマホをとられたという人に3人会いました。
ベトナムでは窃盗に気をつけろ、という人が多かったです。
2.安いホテルでも大丈夫?
安いホテルだから危険とか汚いとかいうことはありません。(ある程度比例しますが)
それよりも、そのホテルのサイト内での評価を見ましょう。
アゴダであれば評価8以上が目安です。
8以上であれば、
夜中騒がしくて寝られない、とか
汚い、とか
スタッフが不親切
ということはほぼないです。
一人旅の人にとってどの宿に泊まるかは一番重要なことです。
一緒に行動したり仲良くなったりするのは、ほぼ同じ宿に泊まっているひとですからね。
序盤は評価は気にせず泊まっていたのですが、駅から遠かったりうるさかったりあまりに汚かったりといいことがありませんでした。
評価8以上のホテルに泊まるようにしてからはそういう問題はなくなりました。
3.寝台バスは安全?
これは何とも言えないですね。
ラオス間の移動は注意したほうがいいです。
悪路や土砂崩れによる交通事故が頻繁に起きています。
以下は2019年の外務省の海外安全情報です。
国道13号線北は,首都ビエンチャンと北部各都市を結ぶ幹線道路でありながら道幅は狭く,特に北部山岳地帯を通る部分においては,大型車両の相互通行が困難な場所も多くあります。また,通行車両の増加により,道路の損傷が激しい場所もあります。山岳地帯における車両落下防止のガードレールの設置も進んでおらず,その中を急スピードで走行する車両もあり,特に路面が滑りやすい雨季には,特段の注意が必要です。
2016年10月にはルアンパバーン県ナーン郡においてビエンチャン発中国昆明行きの夜行(寝台)バスのブレーキが利かなかったことにより崖から転落し,外国人を含む死傷者が出ました。夜行バスが谷へ転落する事故は毎年発生しているので,その利用には相当の注意を要します。
また、ラオスのビエンチャン、ルアンパバーン間は山賊のバス襲撃で実際に死傷者も出ているようです。
以下は2019年の外務省の海外安全情報です。
過去には国道13号線北のパクポー地点及び国道13号線北カーシーとプークーン間において,反政府集団と見られる武装勢力グループと政府軍との間で戦闘が発生したとの情報がありました。
同地域の情勢は,2008年以降落ち着いていましたが,2016年1月,ビエンチャン県カーシー郡において,バスが夜間何者かに銃撃され,乗員1名が負傷する事案(競合運輸会社同士の確執或いは反体制派による銃撃が原因との未確認情報があるものの背景は不明)が発生したほか,国道13号線を夜間走行していた車両が銃撃され,複数が負傷する事案が発生しました。
2016年3月には,ルアンパバーン県プークーン郡において,ダム建設のため駐留していた中国人キャンプが襲撃され,複数死傷者が出た模様です。
これらの事案に共通しているのは,夜間等日没後に発生していることです。従ってビエンチャン県とルアンパバーン県を結ぶ国道13号線の移動については,道路事情及びバス自体の安全性等に加え,治安面からも夜行バスの利用は極力避けてください。日没後等夜間の移動は,当該地域をまたぐ空路をお勧めしますが,やむを得ず陸路で移動する場合には,日中であっても単独車両によることなく,複数の車両と共に十分注意して移動することをお勧めします。
ぼくも飛行機を使おうか迷いましたが結局バスを選択しました。
幸いなにも起こらず良かったですが、不安な人は飛行機を使いましょう。
また、国境越えのバス移動の場合、トイレ休憩が草むらのときが何度かありました。
バスのなかにトイレがある場合もあるので女性の方は事前に確認しましょう。
4.食べものにはどの程度気をつけるべき?
実際に行って分かったことですが、屋台ではなく屋根のついたお店で食べればおなかを壊すことはほぼありません。
屋台で2回ほど食べましたが2回ともおなかを壊しました。
それ以外ではおなかは1度も壊しませんでした。
食中毒で丸2日寝込んだ人にも会ったので、屋台で食べるのは極力避けましょう。
5.ぼったくられたりする?
値札が付いている物に関してはほとんどが適正価格です。
値札のついていないものは、高めの値段を言ってくる場合があります。
あらかじめ他の店に行ったり、調べるなどして相場を頭に入れておきましょう。
値切り交渉の仕方ですが、言い値の半分の値段から始めましょう。
粘れば相手も少しづつ下げてくれます。
あと一押し下げてほしいというときは、帰るそぶりを見せればだいたい下げてくれます。
それでも下げてくれなかったときは、自分の要求が相場よりも安すぎたということです。
値札のついていて明らかな適正価格のものは値下げ要求をするのはやめましょう。
現地の人から、最近ひんしゅくをかっている日本人も多いと聞きました。
たとえぼったくりでも日本よりはるかに安いので、その値段で買いましょうよ。
日本人の印象を悪くするような過剰な値下げ要求は慎みましょう。
トゥクトゥク(タクシーのようなもの)は高めの値段を言ってきます。かならず値段交渉するようにしましょう。
僕は値段交渉が面倒だったのでGrab(Uberの東南アジア版)を使っていました。
目的地によって値段が決まり、クレジットで支払いができるので便利です。
6.一人でも楽しめる?
全然問題ないです!!!
ラオスでは1週間、現地で知り合った日本人と行動していましたし、外国人とも何人か仲良くなってFacebookを交換したりしました。
さみしいのが嫌な人は日本人宿に泊まりましょう。
東南アジアは各地に日本人宿があります。
海外に来てみんな少し開放的になっているので、すぐに仲良くなれます。
まとめ
圧倒的な成長をした、とか旅にでて変わったような感じはありませんが、忘れられない思い出がたくさんできました。
一人でどこへでも行けるという度胸はつきました。
普段大学では会わないような人ともたくさん会えて、自分の人生を見つめなおすいいきっかけになりました。
東南アジア一周はおすすめです。夏休みや春休みに特に予定のない大学生の方、長い休暇のある方、旅に出てみましょう!
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